電子教科書の話をいろいろなところで目にするようになってきた。
「学校教育のデジタル化 子どもの人格形成を阻害」http://p.twipple.jp/htDpm (柳田国男)を読み、少なからず違和感を覚えたが、明確な反論ができない自分が情けなかった。
翌日、「保守主義の病理」http://agora-web.jp/archives/1077132.html (松本徹三)を読んで「我が意を得たり」でした。ただしこの中で
(私の見るところでは、日本の「年功序列」にどっぷり浸かってきたビジネスマンの国際競争力は、ほぼゼロに近いでしょう。)
の部分がよくわからない‥「年功序列」のどの部分が「国際競争力」に関わってくるのか?
年功序列 → 長く勤めていれば給料が上がる → やる気や能力のある従業員が辞めていく
→ 会社としては、能力給や成果主義に変更して、社員が努力した結果が評価に結びつくようにし、国際競争力をつけていきたい
という図式なんでしょうか?会社側の意図としてはわかる(容認するわけではない)が、松本徹三さんは「ビジネスマンは」と言ってるので「社員」の側の話ではと思われる?「社員として年功序列を容認してどっぷり使っていると国際競争力なんてつかないよ」と言っている。でも70年代~80年代はその制度のもとで世界に冠たる日本を築いていた。当時は国際競争力があった。現在は、見るも無残な状況なのは周知の事実。その原因が年功序列にあるってこと?
成功体験にしがみつき、革新的なものを拒むつもりはさらさらないが、欧米流のやり方が何でも良いという論調にも賛成できない。結局、ようわからん‥
誰か解説を‥
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